2004-04-09 第159回国会 衆議院 財務金融委員会 第15号
三大要因による本格的消費デフレがどこで終わるのかわからない状況が続いたのです。その間、企業はもちろん、政官が必死の対策を打ってきました。内容には時間がないので触れません。 四月一日の日経夕刊に、非製造業七年ぶりにプラスと出ています。日銀発表によると、企業の景況感をあらわすDIが大企業非製造業でプラス五と七年四カ月ぶりにプラスに転じたというのです。
三大要因による本格的消費デフレがどこで終わるのかわからない状況が続いたのです。その間、企業はもちろん、政官が必死の対策を打ってきました。内容には時間がないので触れません。 四月一日の日経夕刊に、非製造業七年ぶりにプラスと出ています。日銀発表によると、企業の景況感をあらわすDIが大企業非製造業でプラス五と七年四カ月ぶりにプラスに転じたというのです。
これは、バブル以降、資産デフレから始まり、消費デフレ、輸入デフレ、そして最後はもう地域デフレに至ってしまう、このことについて大変な危機感を先生は抱いておられるというふうに了解をしております。
消費デフレから脱却するためにも、一人一人が安心して暮らせる生活のセーフティーネットを整える施策が求められているのであります。 このような観点から、私は、今回の改正案が自立に向けぎりぎりの努力をしている母子家庭や寡婦の方々をいきなりがけから突き落とすようなものであってはいけないと強く危惧をいたしております。
ピンからキリまであるから、人によって違うからという形で言うことが、そして果てしない患者負担を強いていくことが、今日、国民の消費デフレ、本当にこの国で老いを迎えて大丈夫だろうかという気持ちを来しておると思います。 この点については、人により違いますというお答えは、絶対私は、たとえ社会主義を信奉する首相でなくても、誤っておると思います。というのは、人間、見通しを持って生きていくものです。
そして首相は、ケース・バイ・ケースだから先行きはわからぬ、個々の負担額、個人の負担額はわからぬというふうにしてこの改革を進めようとするから、やはり日本は、本当に今経済的にも苦しい状況にある中で、消費デフレが私はますます拍車がかかっていくものと思います。 そして、特に御高齢者、確かに経済状況は一様ではなくなりました。豊かな御高齢者もおられます。
あるデパートの店長が上から下まで自分のデパートを見て歩いたが、買いたいものはなかったということが出ておりますように、今の消費デフレ、このことの中にあっても、実は、健康ということに対してだけはいや応なくある程度の支出をしていかなくてはならない。非常に、その意味では、より良質なものを提供することによって、ある意味でそこに新たな消費も喚起できる分野です。
○阿部委員 一生懸命御答弁いただいて恐縮ですが、私は、牛か魚かという論争をしたかったのではなくて、実体経済の低迷と不良債権処理のおくれとあわせて消費デフレの三つ、これだけ重なれば、我が国の経済にとって何ら明るい見通しがないと考えるのが常識ではないかということで、塩川財務大臣の認識をお伺い申し上げたわけです。 再度その三点、私が今問いかけ直しました三点に基づいて、経済状況認識をお聞かせください。
○阿部委員 先ほどの株価は実体経済の低迷ということもございますでしょうし、それから不良債権処理の長引く処理し切れない現状、そしてあわせて消費デフレと重なりますと、業は成り立たず、消費も落ち込み、あわせて金融もうまく回らない。普通はこれは三方手詰まりととらえた方がいいような状況と思いますが、それでもなお塩川財務大臣にあっては我が国の全体の経済状況は危機的ではないとお考えでありましょうか。